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蛤蜊夫人

蛤蜊夫人

昔々、あるところに蛤(はまぐり)を撮(と)るのが上手な男がいました。名を茂(もきち)といいます。ある時茂吉は海で巨大なハマグリを取りました。

很久很久以前,某地有个捕蛤蜊的高手,名字叫茂吉。有一天茂吉在海里捕到一只巨大的蛤蜊。

「こいつはでけえ。きっと高く売れるぞ」しかし、よく見ると貝柱(かいばしら)に傷がついているのではありませんか。

“这家伙真大,一定能卖个好价钱”但是,仔细看,他的闭壳肌上有一道伤痕。

「これは、かわいそうだ。ここまで生きるのは大変だったに違いない。よし、逃がしてやろう」しばらくして、茂吉のもとに美しい女が現れ、嫁にもらってほしいと言ったのです。

“他太可怜了,他活到现在一定很不容易吧,好吧,放生吧。”不久以后,一个美女来到茂吉身边,说要嫁给他。

「あんた、誰だ」

「私はお浜(はま)と申します。あなたに一目惚れ(ひとめぼれ)をしたので、お嫁にしていただきたいのです。」

“你是谁呀?”

“我叫阿滨,对你一见钟情。想嫁给你。”

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お浜の料理は大層(たいそう)美味しく、とりわけ味噌汁(しる)が最高でした。茂吉はお浜に「何があっても私の料理中(ちゅう)は台所(だいどころ)を覗かないでください」と言われていました。でも、茂吉はどうしてもみたくて、しようがないです。とうとう我慢しきれなくなって、覗いてしまったのです。茂吉が見たのは鍋にまたがって小便をするお浜でした。

阿滨的厨艺很好,尤其是酱汤做得最好喝了,阿滨对茂吉说“我做菜时无论发生什么事都不能偷看。”但是茂吉想看得不得了,终于忍不住瞧了一眼,发现阿滨跨在锅上面小便。

茂吉は怒って女を家から追い出してしまいました。女は海辺でいつまでも泣いていましたが、やがて元の姿のハマグリとなって、海へ帰って行ったのです。そして、二度と帰ってきませんでした。

茂吉一怒之下把她赶出了家门,女子在海边哭了很久。不久变为原来的蛤蜊的模样回到海里,再也没有回来。

一時(いっとき/いちじ)の感情により茂吉はかけがえのない女房を失って後悔しました。実はこの女房は昔、茂吉に助けられたはまぐりだったのです。その後、時折(ときおり)海底(かいてい)から浮かび上がり、漁をする茂吉を見たのは、涙していたそうです。

因一时冲动而失去了无可替代的妻子的茂吉十分后悔。这个妻子其实是以前茂吉放生的蛤蜊。据说后来她有时从海底浮上来,每次看到捕鱼的茂吉都会落泪。

—END—

用脑过度会像博士一样变成秃顶的!

——灰原哀 



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